「実家の納屋に、昔使っていた小さな重機が眠っているんだけど、どう処分したら…」
「個人でも、重機って買い取ってもらえるのかしら?」

重機の処分は本当に困るんですよ。
「40代から始める片付け|リバウンドなし&不用品売却ガイドブログ」のりょうこです。
40代、仕事に家事に育児にと忙しい毎日ですが、実家の片付けや相続などで、思いがけず「重機」の処分に直面すること、実はあるんですよね。
かくいう私も、数年前に夫の実家の片付けを手伝った際、古い小型の耕運機が出てきて、「これ、どうするの!?」と途方に暮れた経験があります。
個人で重機を買取に出すなんて、専門知識も必要そうだし、なんだかハードルが高いと感じますよね。
でも、ご安心ください!
適切な業者を選び、いくつかのポイントを押さえれば、個人でも重機をスムーズに、そして納得のいく価格で買取してもらうことが可能です。
この記事では、かつての私と同じように「重機の処分、どうしよう…」と悩む40代のあなたに向けて。
個人でも安心して利用できる買取業者や、少しでも高く売るための交渉のコツ、そして注意点などを、私のリサーチ経験も交えながら徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「あの重機、賢く手放せるかも!」と前向きな気持ちになっているはずですよ。
なぜ40代の今こそ「重機買取」を考えるべき?その理由とは
「使う予定もないし、場所を取るだけ…」と分かっていても、なかなか処分に踏み切れない重機。
でも、私たち40代にとって、今こそ重機の買取を検討すべき理由があるんです。
放置は価値低下と維持費がかかる!
使わずに放置している重機は、経年劣化で価値がどんどん下がってしまいます。
また、ものによっては固定資産税がかかる場合も。
早めの売却が賢明です。
思わぬ臨時収入になる可能性も
「もう値段なんてつかないだろう…」と思っていた古い重機や、動かなくなった重機。
実は、部品取りや海外での需要などから、意外な価格で買い取ってもらえることがあります。
実家の片付け・生前整理の一環として
親御さんが高齢になり、実家の片付けや生前整理を進める中で、不要になった重機が出てくるケースは少なくありません。
専門業者に依頼すれば、スムーズに処分できます。
相続したけれど使わない…そんな時にも
相続財産の中に重機が含まれていたけれど自分では使う予定がないという場合も、買取は有効な手段です。
新しい機械への買い替え資金に
もし新しい重機や農機具などの購入を検討しているなら、古い重機を売却して資金の一部に充てることができます。
特に私たち40代は、親世代のサポートや実家の管理など、様々な変化に直面する時期。
使わない重機は、負担になる前に賢く手放すことを考えましょう。

重機も他のものと同じく、早めに手放すほうがお得です。
手放せると気分もスペースもすっきりしますよ!
「個人」でも本当に大丈夫?重機買取の基本的な流れと種類
「重機の買取なんて、業者さん同士の取引でしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、個人からの買取を積極的に行っている専門業者はたくさんあります。
重機買取の基本的な流れ
重機買取の基本的な流れをご紹介します。
買取業者を選ぶ
インターネットなどで複数の業者を比較検討します。
査定を申し込む
電話やウェブサイトのフォームから、無料査定を申し込みます。
重機の情報提供
メーカー、型式、年式、アワーメーター(稼働時間)、状態などを伝えます。
写真も用意しておくとスムーズです。
査定
業者が実物を見て査定します(出張査定が一般的)。
オンライン査定や電話査定を行っている業者もあります。
買取価格の提示・交渉
査定額が提示されます。
納得できれば契約、そうでなければ交渉したり、他の業者にも査定を依頼したりします。
契約・引き渡し
契約内容を確認し、必要書類を準備して契約。
重機を引き渡します。
入金
指定口座に買取金額が振り込まれます。
重機買取の種類
重機の買い取りにもいろいろなパターンがあります。
出張買取
業者が重機の保管場所まで来て査定・買取してくれます。
個人で重機を運搬するのは困難なため、最も一般的な方法です。
持ち込み買取
自分で業者に重機を持ち込んで査定・買取してもらう方法。
運搬手段がある場合に限られます。
オンライン・電話査定
写真や情報をもとに、おおよその査定額を提示してもらえます。
ただし、最終的な買取価格は実物査定後に確定します。

今の時代、やっぱりインターネット経由で査定・買い取りをしてもらうのが楽でいいですね。
【重要】失敗しない!個人向け重機買取業者の選び方5つのポイント
数ある重機買取業者の中から、個人でも安心して取引できる、信頼できる業者を選ぶための5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:重機の専門知識と買取実績が豊富か
重機は種類や状態によって価値が大きく異なります。
建設機械や農業機械など、売りたい重機の種類に詳しい専門の査定員がいるか、個人からの買取実績が豊富かを確認しましょう。
ウェブサイトの買取事例などが参考になります。
ポイント2:出張査定の対応エリアと無料の範囲
個人の場合、多くは出張査定を依頼することになります。
業者の出張対応エリア内に重機の保管場所があるか、出張査定や見積もりが無料で行われるかを確認しましょう。
遠方の場合、出張費がかかることもあります。
ポイント3:査定額の根拠を明確に説明してくれるか
なぜその査定額になったのか、プラス査定のポイント、マイナス査定のポイントなどを、専門用語ばかりでなく分かりやすく説明してくれる業者は信頼できます。
不明な点は遠慮なく質問しましょう。
ポイント4:契約内容や手続きが明確で、丁寧な対応か
契約書の内容(所有権移転の時期、支払い方法、キャンセル規定など)が明確か、必要書類や手続きの流れを丁寧に説明してくれるかを確認しましょう。
問い合わせ時の電話対応やメールの返信なども、業者の姿勢を見極めるポイントです。
ポイント5:口コミや評判が悪くないか
インターネットで業者の名前を検索し、実際に利用した人の口コミや評判をチェックしてみましょう。
ただし、口コミはあくまで個人の感想なので、鵜呑みにしすぎず、総合的に判断することが大切です。

私が夫の実家の耕運機を査定してもらった時は、3社に見積もりを依頼しました。
査定額はもちろん、査定員の方の説明の分かりやすさや、質問への対応の丁寧さも業者さんによってかなり違いがありました。
面倒でも、複数の業者を比較するのは本当に大切です!
ただ、さっさと手放したい気持ちが大きいなら、1社目で勝負ですね。
【実践編】個人でも重機を驚くほど「高く売る」ための交渉術と7つのコツ
せっかく大切に使ってきた(あるいは、眠らせていた)重機ですから、少しでも高く買取してもらいたいですよね!
ここでは、査定額アップを目指すための具体的な交渉術と7つのコツをご紹介します。
高く売るための交渉術
簡単に実践できる交渉術をご紹介します!
希望価格を伝える(ただし現実的な範囲で)
査定員に「いくらくらいで売りたいですか?」と聞かれた場合、正直に希望価格を伝えてみましょう。
ただし、あまりにも相場からかけ離れた価格では交渉になりません。
事前に相場を調べておくことが大切です。
他社の査定額を引き合いに出す(効果的な場合も)
もし複数の業者に査定を依頼していて、他社の方が高い査定額を提示している場合は、それを伝えてみるのも一つの手です。
「〇〇社さんでは△△円だったのですが…」と、あくまで丁寧な口調で。
売却の意思を明確に伝える
「条件が合えば今日にでも契約したい」というように、売却の意思が固まっていることを伝えると、業者側も本気で価格交渉に応じてくれることがあります。
査定額アップのための7つのコツ
査定額を上げられる可能性のあるコツをご紹介します!
コツ1:清掃と簡単なメンテナンスで第一印象を良くする!
泥や油汚れを落とし、キャビン(運転席)内部も掃除しておくなど、見た目をキレイにしておくだけで査定員の印象は格段に良くなります。
エンジンオイルの量や冷却水の量など、簡単なメンテナンスも行っておくとプラス査定につながることも。
ただ、新しくオイルを買ったりするほどではありません。
コツ2:アワーメーター(稼働時間)と年式を正確に把握しておく
重機の価値を左右する重要な情報です。
査定前に確認し、正確に伝えられるようにしておきましょう。
コツ3:純正部品や付属品、整備記録があれば必ず用意!
取扱説明書、整備記録簿、スペアキー、交換した純正部品などがあれば、一緒に査定に出しましょう。
プラス査定の対象になります。
コツ4:不具合や故障箇所は正直に申告する
隠していてもプロは見抜きます。
正直に伝えることで、後々のトラブルを防ぎ、信頼関係を築けます。
修理可能な範囲であれば、修理費用を差し引いた形での買取を提案されることもあります。
コツ5:複数の業者に相見積もりを取る!これが一番の近道
面倒でも、最低2~3社には査定を依頼し、買取価格やサービス内容を比較検討しましょう。
業者によって得意な機種や販路が異なるため、査定額に大きな差が出ることがあります。
コツ6:重機の需要期を見極める(可能であれば)
一般的に、公共工事が増える年度末前や、農繁期前などは重機の需要が高まり、買取価格も上がりやすいと言われています。
ただし、個人の場合はタイミングを合わせるのが難しいので、あくまで参考程度に。
コツ7:動かなくても諦めない!部品取りや海外輸出の可能性も
エンジンがかからない、一部が破損しているといった「不動車」や「故障車」でも、部品としての価値があったり、修理して海外に輸出されたりするケースがあります。
諦めずに専門業者に相談してみましょう。

とりあえずきれいに掃除をしてみましょう!
それだけで査定額が違ってくるケースがありますよ。
おすすめの重機買取業者3選
重機を高く・スムーズに売るためには、信頼できる買取業者を選ぶことが何よりも重要です。
今回は、実績・対応力・買取価格に優れたおすすめの重機買取業者を3社ご紹介します。
それぞれの特徴を比較して、自分にぴったりの業者を選びましょう。
おすすめ業者①:重機の買取屋さん
特徴
重機買取に特化した専門業者で、ミニユンボから大型重機まで、幅広い種類の重機を買取しています。
動かない重機や故障した重機、年式の古い重機でも買取対象となる場合が多く、高額査定に期待ができます。
全国どこでも無料で出張査定に対応しており、面倒な手続きも代行してくれるので、個人の方でもスムーズに売却を進められます。
おすすめポイント
とにかく重機全般を専門的に扱っているため、適正な価値を見極めてくれる安心感があります。
特に個人で「どこに頼めばいいか分からない」と悩んでいる方にぴったりです。
手軽に無料査定を依頼できる点も魅力です。
買取方法
出張買取
おすすめ業者②:工具の買取屋さん(重機・農機具も買取可能)
特徴
その名の通り、工具の買取を専門に行っている業者ですが、ミニユンボなどの小型重機や農機具の買取にも対応しています。
プロの査定士が、工具と同様に重機も丁寧に査定してくれます。
宅配買取、店頭買取、そして出張買取と、様々な買取方法に対応しており、あなたの都合の良い方法を選べるのが特徴です。
おすすめポイント
もし重機と一緒に使わない工具や農機具もまとめて処分したいと考えている40代の方には特におすすめです。
複数の不用品を一度に売却できるため、手間が省けます。
ご自身の状況に合わせて買取方法を選びたい方にも便利です。
買取方法
宅配買取、出張買取
おすすめ業者③:建機買取屋.コム
特徴
建設機械全般の買取を専門としている業者です。
ショベルカー、ブルドーザー、フォークリフトなど、多種多様な建機に対応しています。
高額買取の実績が豊富で、不動車や故障車も積極的に買取を行っています。
オンライン査定も可能で、個人の方でも気軽に相談できる窓口が用意されています。
おすすめポイント
幅広い建機の種類に対応しており、専門的な知識と豊富な販路を持つため、高額査定が期待できます。
特に大型重機や特殊な建機の売却を検討している個人の方におすすめです。
スピーディーな対応も魅力の一つです。
買取方法
出張買取
どの業者を選ぶ?3社を比較表でチェック!
業者名 | 主な特徴・強み | 個人利用のしやすさ | 動かない・故障車の買取 | 出張査定・買取 | その他(まとめて買取など) |
---|---|---|---|---|---|
重機の買取屋さん | 重機買取専門の老舗。 専門知識が豊富。 |
〇 | 〇 (積極買取) |
〇 (全国無料) |
― |
工具の買取屋さん | 工具専門だが、小型重機・農機具も対応。 | 〇 | △ (要相談) |
〇 (一部エリア・品目による) |
工具・農機具もまとめて買取可能 |
建機買取屋.コム | 建設機械全般に強く、高額買取実績豊富。 | 〇 | 〇 (積極買取) |
〇 (全国対応) |
― |
ポイント
どの業者もそれぞれ強みがありますね。
「重機の買取屋さん」は重機全般の専門性で安心感がありますし、「工具の買取屋さん」は小型重機や工具をまとめて売りたい場合に便利。
「建機買取屋.コム」は幅広い建機を高値で買取してくれる可能性が高いですね。
まずはそれぞれのウェブサイトで詳細を確認し、無料査定を試してみるのが賢い選択だと思います。

あなたの自宅で眠っている重機だとどこが良さそうでしょうか?
全国対応している業者ばかりなので、安心して査定してもらってください。
【品物別】こんな重機も買い取ってもらえる?代表的な種類と特徴
個人の方が所有している可能性のある代表的な重機と、それぞれの買取時の特徴を簡単にご紹介します。
油圧ショベル(ユンボ、バックホー)
土木工事や解体作業などで活躍する代表的な建設機械。
小型のものは家庭菜園や個人の敷地整備で使われることも。
サイズやメーカー、アワーメーター、アタッチメントの有無などが査定に影響します。
フォークリフト
倉庫や工場などで荷物の運搬に使われます。
バッテリー式かエンジン式か、最大荷重、マストの高さ、アタッチメントの種類などがポイント。
家庭の倉庫などで使われていたものも買取対象になることがあります。
トラクター・耕運機などの農業機械
農家の方でなくても、広い土地の管理などで所有している場合があります。
馬力、ロータリーの幅、使用時間、キャビンの有無などが査定のポイント。
比較的新しいモデルや人気メーカーは高値がつきやすいです。
ホイールローダー(タイヤショベル)
土砂や砕石などの運搬に使われます。
バケット容量や馬力、タイヤの状態などが重要。
除雪作業などで個人が所有しているケースも。
発電機・溶接機・コンプレッサーなど
工事現場などで使われる機械ですが、DIYや趣味で所有している方もいるかもしれません。
出力やメーカー、使用状況などが査定されます。
「うちにあるのは、もっと小さい機械なんだけど…」という場合でも、まずは専門業者に相談してみるのがおすすめです。

上に当てはまらなくても、専門業者へ問い合わせてみましょう。
買い取りしてもらえるケースも多いです。
重機買取の際の必要書類と注意点:スムーズな取引のために
重機を売却する際には、いくつか必要な書類があります。
また、トラブルを避けるための注意点も確認しておきましょう。
必要書類(一般的なケース)
- 身分証明書: 運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど。
- 印鑑証明書と実印: 車検のある重機や、所有者名義の変更が必要な場合。
- 譲渡証明書: 業者側で用意してくれることが多いです。
- 委任状: 代理人が手続きする場合。
- その他: ローン残債がないことを証明する書類(ローンが残っている場合)など。
必要な書類は業者や重機の種類によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。
注意点とトラブル回避法
これらの情報を押さえておくことで、スムーズに取引を進めることができます。
所有者情報を明確にしておく
重機の所有者が誰になっているか(自分なのか、親なのかなど)を確認しておきましょう。
ローンが残っていないか確認する
ローンが残っている場合は、完済しないと売却できないか、買取金額から相殺されることになります。
契約内容は隅々まで確認する
買取金額、支払い方法、引き渡し条件、キャンセル規定など、契約書の内容はしっかりと確認し、不明な点は納得いくまで質問しましょう。
引き渡し時の状態を記録しておく
写真を撮っておくなど、引き渡し時の重機の状態を記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。
悪質な業者に注意!
- しつこい勧誘や強引な契約を迫る。
- 事前査定と実際の買取価格が大幅に異なる(正当な理由なく)。
- 契約後にキャンセル料を不当に請求する。
このような業者には注意し、少しでも怪しいと感じたら契約しない勇気を持ちましょう。

泣き寝入りしないでいいように、気になる部分はしっかり確認しておきましょう!
遠慮は不要です。
まとめ:眠らせている重機は賢く売却!40代からのスッキリ片付けと臨時収入を
個人での重機買取、いかがでしたか?
「難しそう」「面倒くさそう」と感じていた重機の処分も、信頼できる専門業者を選び、いくつかのコツを押さえれば、意外とスムーズに、そして思った以上の価格で手放せるかもしれません。
何よりも、使わずに場所を取っているだけの重機を処分することで、スペースがスッキリし、管理の負担からも解放されます。
そして、得られた臨時収入は、新しい趣味を始めたり、家族旅行の資金にしたりと、あなたの40代ライフをより豊かにしてくれるはずです。
この記事でご紹介した情報が、あなたの「あの重機、どうしよう…」という悩みを解決し、賢い手放し方を見つけるための一助となれば幸いです。
まずは、お家やご実家で眠っている重機のメーカーや型番を確認してみることから始めてみませんか?
その一歩が、スッキリとした空間と、うれしい臨時収入につながるかもしれませんよ。