「せっかく片付けたのに、すぐ散らかる…」
「どうしたら、このスッキリした状態をキープできるの?」

せっかく片付けをがんばったのに、すぐに散らかってしまうの。。。
「40代から始める片付け|リバウンドなし&不用品売却ガイドブログ」のりょうこです。
40代、仕事に家事に、子育てにと毎日ヘトヘトですよね。
私もまさにそうで、家族みんな物が多くて、片付けたい気持ちは山々だけど、正直「片付いた状態をキープする」ことの方が難しいって思っていました。
私も以前は、休日にがんばって片付けをしても、数日後には元の木阿弥…。
リビングにモノが散らかり始め、クローゼットもぐちゃぐちゃ、といった具合に、リバウンドを繰り返していました。
まるで「片付けた意味がない!」と、がっかりすることもしばしば。
原因は、収納の仕方にあったんです。
せっかくがんばって片付けても、その後の維持ができていなかったんですよね。
この記事では、かつての私と同じように「片付けた後の維持」に悩む40代のあなたに向けて。
片付いた部屋をキープするための魔法の簡単収納テクニックを、私の過去の失敗談も交えながら徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「これならスッキリをキープできる!」と、自信が持てるはずですよ。
なぜ「片付けたのにリバウンドする」のか?40代の収納あるある落とし穴
せっかくがんばって片付けたのに、なぜすぐにリバウンドしてしまうのでしょうか?
そこには、私たち40代がハマりやすい収納の落とし穴が潜んでいます。
モノの「定位置」が決まっていないから
使ったモノをどこに戻せばいいか分からないと、とりあえず適当な場所に置いてしまいがち。
これがとても大きな散らかる原因です。
定位置が決まっていないと、必要なものが見つからずにイライラするというデメリットもあります。
「収納グッズ」を先に買ってしまうから
おしゃれな収納グッズに憧れて、先に購入してしまうと。。。
手持ちのモノの量や形に合わず、かえって収納スペースを無駄にしたり、収納グッズ自体が不用品になったりします。
これは私が何度も繰り返した失敗です…!
「詰め込みすぎ」て取り出しにくいから
せっかく収納しても、ギチギチに詰め込んでいると、必要なときにサッと取り出せません。
戻すのが面倒になると、出したままになり、リバウンドにつながります。
家族の協力が得られないから
自分だけががんばって片付けても、家族が協力してくれないと、すぐに散らかってしまいます。
家族トラブルの原因にもなりかねません。

私も「この引き出し、もう入らないのに…」と思いながら、無理やり詰め込んでいた時期がありました。
結果、探す時間も出し入れの時間も増えて、イライラ状態になっていました。
リバウンドなし!片付いた部屋をキープする魔法の「収納の3原則」
「片付けてスッキリをキープする」には、この3つの原則が欠かせません。
この原則を意識するだけで、劇的に変わりますよ。
原則1:「ワンアクション収納」で出し入れを簡単に!
モノの出し入れにいくつもの動作が必要だと、人は面倒に感じて「出しっぱなし」にしてしまいます。
フタを開ける、引き出しを開ける、扉を開ける…といったアクションは、できるだけ少なくしましょう。
ポイント
我が家では、よく使う文房具はフタのないペン立てに、よく着る部屋着はハンガーに吊るすだけ、というようにしています。
これだけで、戻すハードルがグッと下がり、片付けが習慣になりました。

さらに、動線も考えられると最高です!
使いやすい収納以上にすばらしい収納はありません。
原則2:「使用頻度別収納」で使いやすさアップ!
モノは、使う頻度が高いものほど、取り出しやすい場所に収納しましょう。
- 毎日使うもの: 目線の高さや、すぐに手が届く場所に。
- 週に数回使うもの: 少し下の段や、奥の引き出しに。
- 年に数回しか使わないもの: 天袋や押し入れの奥など、普段使わない場所に。
ポイント
私は、毎日使うカバンや鍵は玄関のフックに掛けるだけ、シーズンオフの衣類はクローゼットの奥にしまうようにしています。
これだけで、日常の「ちょい置き」が劇的に減りました。

よく使うのにしまう場所が複雑だと。。。
出しっぱなしになるのも当然ですね。
原則3:「グルーピング収納」で分かりやすく、迷わない!
同じ用途のモノや、一緒に使うモノはまとめて収納しましょう。
グルーピング例
- 薬は薬でまとめる。
- 掃除用品は一か所に集める。
- 子どもの文房具はまとめてペンケースに入れる。
ポイント
グルーピングは大事です。
ですが、それ以上にワンアクションで出し入れできたり、よく使うものを使いやすいところに置いたりするほうが重要です。
無理してグルーピングをする必要はありません。

グルーピングにこだわりすぎると使い勝手が悪くなります。
まずは使い勝手を優先しましょう。
40代向け!片付いた部屋をキープする具体的な「収納テクニック」5選
収納の3原則を踏まえて、実際に片付いた部屋をキープするための簡単収納テクニックを5つご紹介します。
テクニック1:モノの「定位置」を決めてラベリング!家族みんなで共有するべし
「これはここ!」というモノの住所を明確にし、ラベリング(ラベルを貼る)しましょう。
家族みんながどこに何を戻せばいいか迷わなくなります。
家族と話し合いながら決めると、みんなが出し入れしやすい場所が見つかるので、維持しやすくなります。
ラベルは「貼ってはがせるタイプ」がおすすめです!
テクニック2:「立てる収納」でスペース有効活用&取り出しやすさUP!
引き出しや棚の中でモノを積み重ねるのではなく、立てて収納することで、下のモノもサッと取り出せます。
ファイルボックスやブックエンドを活用しましょう。
「こんなところにあったの?」ということが激減します。
テクニック3:引き出しの中は「仕切り」で区切る!ぐちゃぐちゃ防止策
引き出しの中でモノがごちゃ混ぜになるのを防ぐために、仕切りケースやボックスを活用して細かく区切りましょう。
100円ショップのアイテムでも十分活用できます。
ただし、細かくしすぎると戻しにくくなるので、戻しやすさを考えて仕切りましょう。
テクニック4:「余白」を作る!詰め込みすぎないゆとりが大切
収納スペースにパンパンに詰め込むのはNGです。
少し余白を持たせることで、出し入れがしやすくなり、片付けが継続しやすくなります。
「もう少し入るけど、あえて空けておく」のがポイントです。
テクニック5:「ちょい置き」を見直す!一時置き場と解決策を作る
帰宅後のカバンや上着、郵便物など、ついつい「ちょい置き」して散らかる場所を見直しましょう。
一時的な仮置き場(例:玄関のフック、専用トレイ)を作り、そこに置くルールを決めることで、散らかりを最小限に抑えられます。
そして、定期的にその仮置き場のモノをリセットする時間を設けるのがキープのコツです。
私の失敗談
以前は空きスペースにぴったり収納するのが好きでした。
でも、ぴったりに収納すると、思った以上に出し入れがしにくくて、実用性が低いです。
何かを追加したときにも入れることができずに、すぐに乱れてしまいました。

どの収納テクニックが使えそうですか?
使えそうなものからぜひ試してみてください!
みんなの収納キープ成功体験|小さな一歩が大きな変化に!
では、実際に収納の見直しに取り組んだ方々の「成功体験」をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
体験談1:引き出し1段だけのラベリングでリバウンド防止!
【40代・主婦・子育て中】
子どもが成長してモノが増え続ける中、キッチンの引き出しがとにかくごちゃつくのがストレスでした。
でもある日、「まずは1段だけ整えよう」と決め、よく使う調理器具だけを1か所にまとめて、ラベルを貼りました。
「おたま」「フライ返し」「菜箸」などのアイテム名を見える化したことで、家族も自然と戻せるように!
自分も「収納ルールを守ろう」という気持ちが維持できるようになりました。
最初は「そんなことで変わる?」と思っていましたが、戻す場所が分かることで散らからなくなり、「定位置がある」って思った以上にすごい効果でした。
今では冷蔵庫や洗面台下も同じように整えて、家の中全体が少しずつスッキリしてきています。
体験談2:「余白」を意識して収納。買いすぎ防止にも!
【50代・パート勤務】
私はつい収納棚にモノをパンパンに詰め込んでしまうタイプでした。
整理整頓の本を読んで「余白を作る収納」という言葉を知り、思い切って押し入れの中の3割を空けておくことにしたんです。
最初は「もったいない…」と思いましたが、余白があることで何があるか一目でわかり、出し入れが劇的にラクに!
それ以来、無駄なストック買いや「安いから買っておこう」が減り、モノが増えにくくなりました。
無理に捨てるのではなく、「余白」を持つことで自分の暮らし方を見直せた気がしています。
体験談3:「家族の定位置ルール」で出しっぱなしが激減!
【40代・共働き夫婦】
我が家は共働きで、小学生の子どもがいます。
以前は帰宅後、ランドセルや上着がリビングにポイッと置かれるのが日常でした。
注意してもなかなか改善せず、私もイライラ…。
そこで試したのが、「子どもと一緒に収納の定位置ルール」を決めること。
「ランドセルはこの棚」「上着はこのフック」「連絡帳はこの箱」などのルールを作ったら、自然と習慣になりました。
さらに、収納ラベルを子どもと一緒に作ったことで、「自分のルール」として意識が育ったのか、出しっぱなしが激減!
「片付けなさい」と言う回数が減ったことが、何よりうれしい変化でした。
誰でも、今日からできる「ほんの少しの工夫」で、片付けた部屋を保ち続けることができます。
あなたの生活にも合いそうな方法があれば、ぜひ参考にしてみてください。
収納グッズを買いすぎて後悔…私がやめた「とりあえず買う」習慣
片付けに本気になりはじめた頃、私は100円ショップやホームセンターで収納グッズを見つけるたびに、「これ使えそう!」「とりあえず買っておこう」と次々に買い集めていました。
仕切りケース、引き出しボックス、突っ張り棚…。
どれも便利そうに見えて、実際は「サイズが合わない」「置き場所がない」「何を入れるか決めてない」という状態で、気づけば収納グッズそのものが収納場所を圧迫する結果に。
あるとき、しまい込んでいた収納ボックスが7個も未使用のままだったことに気づき、ようやく「モノを整理する前に収納を増やすのは逆効果」だと実感しました。
そこからは、「買う前にモノを見直す」「収納スペースを測る」「中身を決めてからケースを選ぶ」ようにしています。
今では収納グッズ選びも慎重になり、「使いやすさ」と「続けやすさ」で選べるようになりました。
このあたりの「片付け失敗あるある」については、別記事で詳しくまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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40代が陥りがちな「収納あるある」とリバウンド回避術
片付けてキープする上で、私たち40代が陥りやすい収納あるあるとその回避術を知っておきましょう。
収納あるある1:収納グッズが増えて、使わない収納グッズが増える
回避術
まずはモノの量を減らし、定位置を決めてから、本当に必要な収納グッズを厳選しましょう。
収納グッズを買う前に「どこに置くのか」「何を入れるのか」を明確にすることが重要です。
収納あるある2:収納スペースの中がぐちゃぐちゃで、開かずの間になる
回避術
グルーピング収納を徹底しましょう。
収納スペース自体にラベルを貼るのもおすすめです。
ただ、開かずの間になるなら、中身は不用品ばかりの可能性も。
再確認してみると、手放せるものばかりかもしれませんね。
収納あるある3:シーズンオフのモノが散らかり、置き場に困る
回避術
シーズンオフのモノは、専用の収納スペースを確保し、普段使わない場所に収納しましょう。
圧縮袋などを活用してコンパクトにするのもおすすめです。
収納あるある4:思い出の品や子どもの作品が手放せない
回避術
全てを残すのではなく、お気に入りの数点だけを選んだり、写真に撮ってデータ化したりすることで、物理的な量を減らしましょう。
「思い出」と「モノ」は別物と考えるのがポイントです。

思い出の品は無理して整理しないのがおすすめです。
後回しにするのも一つの方法です!
まとめ:片付いた部屋をキープして、毎日を「スッキリ」と「快適」に!
片付けは「一度やったら終わり」ではなく、片付いた部屋を維持することが何よりも大切です。
収納の3原則と簡単収納テクニックを日々の生活に取り入れることで、あなたもきっとリバウンドなしで、スッキリとした理想の空間をキープできるようになります。
収納グッズに頼りすぎるのではなく、まずはモノの量と向き合い、使いやすい収納の仕組みを作ることが、片付けをキープする最大のコツです。
この記事でご紹介した情報が、あなたの「片付いた部屋を維持したい!」という願いを叶え、リバウンドの心配なく、毎日をスッキリと快適に過ごすための一助となれば幸いです。
「忙しいから…」と諦めていた40代のあなたも、まずは小さな場所から、この収納テクニックを試してみませんか?
理想の「すっきりしていて休みの日に『片付けしなきゃ』と思わなくていいリラックス空間」が、もうすぐそこまで来ていますよ!