「実家の片付け、どこから手をつけていいか分からない…」
「実家では使わないモノが多すぎて、途方に暮れている…」
実家ってどうすればいいのか。。。
さっぱり分からないの。
「40代から始める片付け｜リバウンドなし＆不用品売却ガイドブログ」のりょうこです。
40代、仕事に家事に、子育てにと毎日大忙しですよね。
そんな中で、ちょっと気になってくるのが「実家の片付け」じゃないですか？
とっても重い案件です。。。
昔の私といえば、実家に帰省するたびに、どんどんモノが増えていく両親の家に焦りを感じていました。
特に、昔から使われている家具や、趣味で集めたたくさんの品々、そして「いつか使うかも」と取ってある不用品の山…。
いざ片付けようと思っても、何から手をつけていいか分からないし、両親も「もったいない」と捨てるのを嫌がるので、結局何も進まないままだったんです。
まさに「実家片付け」は、私たち40代の大きな悩みの一つですよね。
この記事では、かつての私と同じように「実家の片付けをしたいけど、どうしたらいいか分からない」と悩む40代のあなたに向けて。
実家片付けを効率的に進めるための不用品処分の方法を、私の過去の失敗談も交えながら徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「これなら実家の片付けができる！」と、前向きな気持ちになれるはずですよ。
なぜ実家片付けは大変なのか？40代が直面する3つの壁
自分の家の片付けも大変なのに、実家の片付けとなると、さらにハードルが高く感じますよね。
そこには、私たち40代が直面しやすい特有の壁があります。
壁1：モノの量が圧倒的に多いから
長年住み続けた実家には、両親が使ってきたモノ、私たち子どもが使っていたモノ、そして「いつか使うかも」と溜め込んだモノが大量にあります。
既に不用品になっているもの多いんですよね。
自分の家と比べ物にならないほどの物量に、まず圧倒されてしまいます。
壁2：「思い出」のモノが多く、処分に迷うから
古いアルバム、昔の洋服、子どもの頃のおもちゃ、両親の趣味の品々…。
それぞれのモノにたくさんの「思い出」が詰まっていて、「捨てる」ことに罪悪感を感じてしまい、なかなか処分が進みません。
壁3：両親との「意見の食い違い」が生じるから
「これはまだ使える」「これは思い出があるから捨てないで」など、片付けの意思決定において、両親と意見が対立することがよくあります。
親の気持ちを考えると、無理強いもできず、片付けがストップしてしまいがちです。
私も以前は、実家の古いアルバムを前にして、処分を躊躇してばかりでした。
結局、その日は何も進まず、「また今度」と先延ばしに…。
この「3つの壁」を乗り越えることが、実家片付け成功の鍵なんです。
【実家片付けの手順】大量の不用品を効率的に処分する5つのステップ
実家の大量の不用品を効率的に処分するには、手順を踏んで計画的に進めることが大切です。
ステップ1：現状把握と目標設定！無理のない計画を立てるべし
まずは、実家のどこから片付けるのか、どのくらいの期間で片付けたいのかなど、具体的な計画を立てましょう。
現状把握
片付けする場所、各部屋の物量、不用品の種類などをざっくり把握します。
写真を撮っておくと、視覚化しやすくて計画も立てやすくなります。
目標設定
「今回はこの部屋だけ」「〇月までにここまで終わらせる」など、無理のない範囲で具体的な目標を立てましょう。
実家の片付けは長期戦になることもとても多いです。
とにかく無理のない計画を立てましょう。
思ったよりも時間がかかると考えておくのが正解です！
両親との話し合い
片付けを始める前に、必ず両親に相談し、協力体制を築きましょう。
捨てるモノと残すモノの基準、処分方法などを事前に話し合っておくとスムーズです。
最もしてはいけないのが、「無理じい」や「説得」ですからね。
お互いが納得できるポイントを見つけましょう。
私の体験談
我が家は玄関から始めました。
まずは「玄関の不用品だけ処分する」と目標を立てて、両親と「これは捨てる？」「これは残す？」と一つひとつ確認しながら進めました。
自宅の片付けと同様に、狭い場所からスタートするのがおすすめです！
成果が目に見えやすいですし、両親が片付けに慣れる効果もあります。
ステップ2：不用品の分類と仕分け！「いる・いらない・迷う」で分けるべし
モノを一つずつ手に取り、「いるモノ」「いらないモノ」「迷うモノ」の3つに分類していきます。
いるモノ
今使っている、今後も使う、思い出として残したいなど、明確に必要なモノ。
いらないモノ（不用品）
破損している、汚れている、何年も使っていない、同じモノが複数ある、など。
賞味期限切れの調味料も同様です。
迷うモノ
判断に迷うモノは、無理に処分しないようにします。
一時保管ボックスなどを用意して、後で見直すようにしましょう。
期限を決めて見直しますが、自宅の場合よりも長い期間を設定するのもいいですよ。
私の体験談
「思い出」のモノは特に処分に迷いがちですよね。
特に片付けに慣れていない両親の場合は、本当に大変です。
無理せずに、後回しにするのも有効な方法です。
どこの片付けであっても思い出の品の扱いは本当に難しいです。
最後の最後にしても、まったく問題ないですよ！
ステップ3：不用品の処分方法を効率的に選択する！お金をかけずに売るもアリ！
不用品は、処分するだけでなく、売却したり寄付したりと、様々な方法があります。
効率的に進めるために、最適な方法を選択しましょう。
自治体の粗大ゴミ・燃えないゴミ・燃えるゴミ
最も一般的な処分方法です。
自治体のルールを確認し、適切に分別して出しましょう。
すぐに物量が減るので、片付け効果がとても見えやすい方法です。
フリマアプリ（メルカリ・ラクマなど）
比較的新しいモノや、ブランド品、限定品など、価値がある不用品は売却することで収入につながります。
送料や手数料やかかる時間考慮し、出品の手間と見合うか検討しましょう。
売れたら、両親と一緒に食事やお茶をするのもいいですね！
リサイクルショップ・古物買取業者
家具や家電、本、洋服など、まとめて不用品を買取してもらいたい場合に便利です。
出張買取サービスを利用すれば、運搬の手間も省けます。
フリマアプリやネットオークションよりも買取価格は低いことが多いですが、手間はかかりません。
すぐに処分ができるので、片付け効果が分かりやすいです。
不用品回収業者
大量の不用品を一度に処分したい場合や、大型家具・家電など、自分では運び出せないモノがある場合に便利です。
費用はかかりますが、労力と時間を大幅に節約できます。
特に大物の処分のときにはとても頼りになります。
寄付・支援団体
まだ使えるモノを社会貢献したい場合に活用できます。
衣類、本、おもちゃなど、寄付を受け付けている団体を探してみましょう。
私の体験談
我が家は、まだ使える家具や家電はリサイクルショップに、小物や衣類はフリマアプリで売却しました。
不用品がお金になるのは嬉しいですし、片付けのモチベーションが上がりましたね。
メルカリなどを使うとけっこうな利益になるかもしれません。
ただ、手間もかかりますから、バランスを考えたいですね。
ステップ4：処分作業を効率的に進める！時間と労力を節約するコツ
処分する方法を決めたら、いよいよ作業です。
効率的に作業を進めるためのコツをご紹介します。
エリアを区切って進める
一度に全部やろうとせず、リビング、寝室、キッチンなど、エリアを区切って進めましょう。
達成感を感じやすく、モチベーションを維持できます。
まずは狭いところからスタートするのが超おすすめです！
集中できる時間帯を選ぶ
電話や来客の少ない時間帯など、集中できる時間を選んで作業しましょう。
必要な道具を準備する
ゴミ袋、段ボール、ガムテープ、ハサミ、軍手など、必要な道具を事前に準備しておくとスムーズです。
特に実家の場合、自宅とは勝手が違います。
準備できるものは先にしておくのが吉です。
休憩を挟む
無理のない範囲で休憩を挟みながら作業を進めましょう。
疲れを感じたら、無理せず休むことが大切です。
片付けは体もそうですが、判断による頭の疲れも予想以上ですからね。
両親に負担をかけすぎないように、じっくり進めましょう。
私の体験談
私は、実家に泊まり込みで片付けるときは、1時間ごとに小休憩を挟みました。
そして、夕方以降は両親とゆっくり過ごす時間をあえて作りました。
無理をしないのが継続のコツです。
片付けに慣れていない両親にとって、心身ともに大きな負担となります。
意識して休憩を取ることをおすすめします。
ステップ5：リバウンド防止策を考える！片付けを習慣化するべし
せっかく片付けた実家が、またすぐに散らかってしまうと悲しいですよね。
リバウンド防止のために、片付けを習慣化する仕組みを考えましょう。
定期的な「見直しデー」を設定
月に一度など、定期的に実家を訪れ、不用品が溜まっていないか見直す日を設けましょう。
踏ん切りがついたものを手放すチャンスでもあります。
「1アウト1イン」を提案する
両親にも「何か1つ買う前に、何か1つ手放すものを決める」という「1アウト1イン」のルールを提案してみましょう。
「ちょい置き」をなくす仕組みを作る
テーブルやカウンターにモノを置かない習慣をつけたり、ゴミ箱の配置を見直したりして、ちょい置きを防ぐ仕組みを作りましょう。
使う場所の近くに収納したり、出し入れしやすい収納にしたり。
自宅の片付けの経験が活きる部分です！
私の体験談
私の両親は、今では「1アウト1イン」を意識するようになってくれました。
新しい服を買ったら、古い服を捨てるなど、少しずつ習慣が変わってきているのを感じます。
納得すると、両親も協力してくれます。
時間はかかりますが、じっくりと話し合っていきましょう。
40代が陥りがちな「実家片付け」あるあると効率的な回避術
実家片付けには、私たち40代が陥りやすいあるあるがあります。
効率的に進めるための回避術を知っておきましょう。
あるある1：「これは思い出だから捨てられない！」と親に反対される
やはり一番大きいのが「思い出の品」ですね。
回避術
思い出とモノを切り離して考えましょう。
全てを残すのではなく、写真に撮ってデータ化する、特に大切な数点だけを厳選して残すなど、物理的な量を減らす工夫を提案します。
親の気持ちに寄り添いながら、無理強いせず、少しずつ理解を得ていくのがコツです。
思い出の品はとにかく難易度が高いです。
ラスボスと言っても過言ではありません。
最後の最後に対応してもまったく問題ありません！
あるある2：「時間がなくて、なかなか実家に行けない…」
時間がない、というのもよく聞く話です。
自宅の片付けや子どもの行事だけでも大変ですからね。
回避術
まとまった時間が取れない場合、小さく進めるか、プロの活用という方法があります。
小さく進めるなら、最初の帰省で相談。
次は玄関や洗面所などの小さいスペース、という順番で片付けていきます。
計画がとても大事です。
有料ですが、プロの力を借りると時間がなくてもどんどん片付けが進みます。
あるある3：「不用品の処分方法が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」
どうせなら、不用品をお金にしたい！
そんな気持ちはあっても、時間が取れないとかもありますね。
回避術
まずは不用品の種類と量、そして処分にかけられる時間を明確にしましょう。
高く売れそうなものだけフリマアプリにして、あとはリサイクルショップや専門の買取店に依頼する、というのもありです。
とにかく目の前からなくしたいなら、ゴミの日に出すのが手っ取り早いです。
あるある4：「片付けを始めると、家族間でケンカになる」
片付け中に不穏な雰囲気になることってありますよね。
回避術
事前に家族会議を開き、片付けの目的やルールを共有しましょう。
重要なのは両親の意向を尊重することです。
両親の持ち物ですし、無理じいすると今後にも影響が大きいです。
実家の片付けで大事なのは「ゆっくりじっくり」進めることです。
焦ると良いことがありませんよ！
まとめ：実家片付けは「効率的な処分」でスッキリ！親も子も快適な暮らしへ！
実家片付けは、大量の不用品との戦いであり、思い出と向き合う時間でもあります。
かなり時間がかかります。
しかし、じっくりと話し合いをして、計画的に進めていくことで、必ず一歩一歩進んでいきます。
とにかく焦らずに進めていきましょう。
今回ご紹介した「現状把握」「分類と仕分け」「処分方法の選択」「効率的な作業」「リバウンド防止」の5つのステップと、効率的な回避術を意識してみましょう。
実家がスッキリと片付き、親も子も快適に過ごせる空間になるはずです。
そして、不用品を「売る」という選択肢を積極的に活用することで、収入にもつながり、片付けのモチベーションを維持する力にもなります。
両親と一緒においしいものを食べるのもいいですね！
この記事でご紹介した情報が、あなたの「実家片付け、どうしよう…」という悩みを解決し、スッキリと快適な毎日を過ごすための一助となれば幸いです。
「大変そうだから…」と諦めていた40代のあなたも、まずは今日から、できることを見つけて実家片付けの第一歩を踏み出してみませんか？
親も子も笑顔で過ごせるスッキリとした実家が、もうすぐそこまで来ていますよ！
