【片付けの本質】モノを減らすだけじゃない!心地よい空間の作り方秘訣

片付け 心地よい空間 作り方 片付け初心者の基本ステップ

「片付け」と聞くと、どうしてもモノを減らすことばかりが思い浮かびませんか?

確かに、「物を減らす」というのはとても大事な片付けの要素です。

 

物を減らしたんだけど、どうも部屋が落ち着かないのよね。。。

 

 

ただ、片付けを通してどうなりたいのか、という質問では「心地よい空間にしたい」という回答も多いようです。

 

本当に心地よい空間とは、ただスッキリしているだけでなく、そこにいるだけで心が安らぎ、幸せを感じられる場所のこと。

40代からの片付けは、そんな「帰りたくなる家」作りを目指しませんか?

 

片付け 心地よい空間 作り方

 

「40代から始める片付け|リバウンドなし&不用品売却ガイド」を運営している、りょうこです。

 

私もかつては、片付けてもすぐに散らかってしまう部屋にストレスを感じていました。

心地よい空間とはほど遠い部屋だったんです。

でも、モノを減らすことと並行して、五感を満たすこと、動線を意識することなど、「心地よさ」の要素を取り入れることで、だんだんと空間が変わっていったんです。

 

この記事では、40代の私たちだからこそ共感できる視点で、本当に心地よい空間を作るための重要な秘訣を紐解いていきます。

 

りょうこ
りょうこ

心地よい空間で過ごすことは、人生を豊かにします。

 

「モノを減らすだけ」では心地よい空間にならない理由

物を減らして空間をスッキリさせることは大切です。

ですが、それだけでは「心地よい」と感じることは難しいものです。

なぜなら、私たちの「心地よさ」は、視覚だけでなく、触覚、嗅覚、聴覚、味覚といった五感を通して感じるものだから。

  • 色や素材が気分に与える影響
  • 光の入り方や換気がもたらす開放感
  • 好きな香りがつくるリラックス効果
  • 心地よい音楽がもたらす穏やかさ

 

このように、心地よさにはいろいろな要素がかかわっています。

なので、五感に影響を与える要素を無視した、ただ見た目だけの片付け・整理収納では、感情的な満足感は得られにくいのです。

【実践編】40代からの片付け革命!本当に心地よい空間を作るための5つの秘訣

40代からの暮らしをより豊かにする、本当に心地よい空間を作るための5つの秘訣をご紹介します。

取り組みやすいものから、自分のペースで生活に取り入れてみてください。

片付け 心地よい空間 作り方

秘訣1:五感を満たす意識的な「好き」の選択

心地よい空間を作る第一歩は、自分が本当に「好き」と感じるモノ、触れて気持ちの良い素材、落ち着く色などを意識的に選ぶことから始まります。

触覚から心地よさを

例えば、肌触りの良いコットンやリネン素材の布製品を取り入れてみましょう。

ソファカバーやクッションカバー、ベッドリネンなどを変えるだけでも、居心地の良い雰囲気になります。

 

最近は化学繊維でも、ものすごく触り心地の良いものが増えてきましたね。

触って気持ちいいと感じる素材のアイテムを増やしていってみてください。

 

りょうこ
りょうこ

私は「yogibo」なんかのマイクロビーズクッションがお気に入りです♪

視覚的な落ち着きを色で

ベージュやグレー、パステルカラーなど、穏やかさをもたらす色をインテリアの基調にしてみましょう。

アクセントとして、お気に入りの色を少しだけ取り入れるのも素敵です。

 

私は白とダークブラウン(こげ茶色)の組み合わせが好きで、家具はほとんどこの2色でそろえています。

 

りょうこ
りょうこ

落ち着いた家具をそろえておくと、アクセントカラーが入れやすくなりますし、映えます。

嗅覚を心地よく

アロマディフューザーやお香など、好みの香りを空間に漂わせることで、リラックス効果を高めることができます。

季節に合わせた香りを取り入れるのもおすすめです。

 

アロマディフューザーにはいろいろな種類があります。

心地よい空間を作るために、デザインにも気を使って選びましょう!

 

りょうこ
りょうこ

家電類を選ぶときにも、見た目を気にすると、心地よい空間に近づきます!

聴覚にも心地よさを

静かな環境が心地よい方もいれば、お気に入りの音楽を小さな音量で流すのがリラックスできるという方もいます。

自分にとって心地よい音環境を作りましょう。

 

スマートフォンの音を心地よく広げてくれるスマホスタンドはおすすめです。

モノをあまり増やさず、必要なものでもサイズを抑えるのに効果的です。

 

りょうこ
りょうこ

私はテレビのディスクプレーヤーでCDを流すことも多いです。

今あるものを活用することで、物を増やさなくて済むのがいいですね♪

味覚の喜びも空間の一部に

キッチンにお気に入りのお茶やコーヒーをいつも用意しておく、季節の果物を飾っておくなども、心地よさに繋がります。

欲しいときに欲しい食べ物・飲み物を取れることは安心感につながります。

 

安心感は心地よさに直結する要素です。

必要以上のストックを持つ必要はありませんが、一定のストックを持っておくことは、心の豊かさ・心地よさにつながります。

 

りょうこ
りょうこ

あなた自身が好きな色、触れていて心地よい素材は何ですか?

それらを空間に取り入れていますか?

秘訣2:流れを生む機能的な「動線」デザイン

家事や日常的生活をスムーズにする動線設計は、ストレスフリーで心地よい暮らしの基盤となります。

どこに何を置けば、ストレスなく出し入れできるか、意識するだけで大きく変わるポイントです。

家事動線をスムーズに

キッチンでは、冷蔵庫からシンク、調理台、コンロへの移動がスムーズになるように配置を工夫しましょう。

洗濯機から物干し場、収納場所への移動も最小限になるように考えると、日々の負担が軽減されます。

 

りょうこ
りょうこ

特に面倒だと思う家事はありますか?

動線を考えると、面倒くささが軽減されるかもしれませんよ!

生活動線を快適に

リビングからダイニング、寝室、バスルームなど、日常的に移動する経路に物を置きすぎないように注意しましょう。

家具の配置も、動きの邪魔にならないように考慮することが大切です。

 

普段の行動に気を使わないといけない空間は、心地よさとは縁遠いと言えるでしょう。

 

りょうこ
りょうこ

生活動線にストレスがないということは、心地よさの重要なポイントです。

いちいち家具をよけて動くのって、面倒ですよね~

収納場所と使う場所を近くに

例えば、掃除機は使う場所に近い収納スペースに、衣類はクローゼットの近くにチェストを置くなど、使う場所の近くに収納場所を設定しましょう。

出し入れの手間が大幅に省けます。

 

出すのに手間がかかるということは、しまうのにも手間がかかります。

しまうのに手間がかかると、つい出しっぱなしにするリスクも増えます。

 

りょうこ
りょうこ

出し入れが楽にできるということは、すっきりした空間を保つにもとっても効果的です!

縦方向スペースの活用

壁面収納や突っ張り棒などを活用して、床のスペースを広く保つことも、動きやすい空間作りのポイントです。

 

縦スペースをうまく使うには慣れが必要です。

試行錯誤して、あなたにぴったりの縦スペース活用法を見つけてください!

 

りょうこ
りょうこ

洗濯物を干す、料理をする、掃除機をかける…

日々の動きの中で「もっとスムーズになれば」と感じることはありますか?

家具の配置や収納場所を見直すことで劇的に改善できるかもしれません!

秘訣3:光と風を味方につける自然な空間デザイン

自然光が差し込む明るい部屋、心地よい風が通り抜ける空間は、私たちに開放感と活力を与えてくれます。

自然光にはものすごい力がありますよね!

自然光を最大限に

日中の光を取り込む工夫をしてみましょう。

特に春や秋はレースのカーテンやブラインドを開け放って、光を取り込むと気持ちいいですね。

 

夏や冬は室内の保温のために、カーテンは活用したいところですが。。。

できるだけ薄手のレースカーテンを使うことで自然光を取り込みたいものです。

 

りょうこ
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自然光の力は、リラックスにもやる気アップにも効果的です。

ぜひ日々の生活に活用したいですね!

風通しを良くする換気

定期的に窓を開け放って換気をしましょう!

 

常に締め切っていると空気がよどみます

よどんだ空気の中で、心地よい空間づくりは不可能です。

春・秋の気持ちいい季節はもちろん、夏や冬でも時間を決めて換気をすることで、文字通り自宅の空気が変わります。

 

りょうこ
りょうこ

換気はいい空間づくりで忘れられがちです。

でも文字通り空気が変わる、すばらしい対策ですよ!

照明の工夫

天井照明だけでなく、フロアスタンドやテーブルランプなどを取り入れてみましょう。

部分的に明るさを調整できるようにすると、時間帯や気分に合わせて居心地の良い雰囲気を演出できます。

 

日中は白い照明で活動的に。

夜は暖色系の照明でムーディーに。

良い睡眠にもつながります。

 

りょうこ
りょうこ

夜は間接照明などを活用しています。

寝付きが良くなって、気持ちよく朝が迎えられるようになりました♪

観葉植物の活用

緑は目にも優しく、リラックス効果があります。

また、いくつかの観葉植物には空気清浄効果も期待できます。

観葉植物を見て心地よさを感じるとき、人間は自然の一部だなぁ、と実感します。

 

りょうこ
りょうこ

あなたが長い時間過ごす部屋はどこですか?

太陽光、換気、観葉植物など、自然を感じる要素を増やしてみると、リラックスできるうえに、やる気も出てくるかもしれませんよ!

 

秘訣4:秩序と調和を生む視覚的な「グルーピング」と「余白」

色や素材、形をそろえたグルーピングは、見た目の美しさだけでなく、探しやすさ、使いやすさにもつながります。

また、意識的な余白作りは、空間に落ち着きをもたらします。

色をそろえる

収納ケースやファイルボックスなどを色でそろえると、視覚的に整然とした印象になります。

色が多すぎると、それが落ち着いた色だったとしてもごちゃごちゃした印象を受けます。

知らないうちにストレスが溜まり、心地よさから離れていってしまいます。

 

りょうこ
りょうこ

まずは色をそろえてみましょう。

いろんな色を使いたければ、慣れてからがおすすめです。

上級テクニックですからね!

素材を統一する

木、金属、プラスチックなど、使う素材を特定のものに絞ると、空間全体に統一感が生まれます。

色と同様です。

いろいろな素材が混ざっていると、加速度的にごちゃごちゃ感が増します。

 

りょうこ
りょうこ

最初に買う家具や収納グッズがキーになります。

特に最初の家具選びは慎重に!

形を意識する

収納用品の形を四角や長方形など、できるだけそろえることで、スッキリとした見た目を作ることができます。

収納用品の収まりが悪いと、居心地の悪さを感じる人も多いですね。

 

りょうこ
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色・素材・形をそろえられれば、統一感が出ます。

まずはここから始めてみましょう♪

意識的な余白

家具と家具の間、棚の上、壁の一部分など、意識的に「何もない」スペースを作ることで、空間に抜け感が生まれ、心理的なゆとりが生まれます。

 

おしゃれな家・部屋は物が少なくて、余白部分を広く確保しています。

おしゃれなインテリア雑誌でも良く見ますね。

 

りょうこ
りょうこ

インテリアも収納も余白が大事です。

余白は意識しないとなかなか作れないものです。

「見せる収納」と「隠す収納」のバランス

お気に入りの食器や雑貨などは見せる収納で飾り、生活感の出るものは隠す収納にするなど、バランスを考えることが大切です。

 

ただ、見せる収納は非常に難易度が高いです。

掃除の手間も激増します。

隠す収納をベースに考えることをおすすめします。

 

りょうこ
りょうこ

統一感と余白。

この2つを意識できれば気持ちよく過ごすことができます!

秘訣5:自分らしさをプラスする「お気に入りの品」の厳選とディスプレイ

本当に好きなモノ、大切な思い出の品を飾ることで、その空間が「特別な場所」へと変わります。

見ていると幸せになれる物を選び出してみましょう。

厳選する喜び

たくさんのモノやなんとなく飾るのではなく、本当に大切なモノを厳選して飾りましょう。

一つ一つにストーリーがあるモノを選ぶのも素敵です。

 

いつまでも語れるような大好きなものや思い出の品を飾れると最高ですね。

 

りょうこ
りょうこ

本当に大切なものを妥協せずに選ぶのがポイントです。

本当のお気に入りこそが、心地よさを運んできてくれます!

ディスプレイの工夫

お気に入りの絵画や写真は、目の高さに飾ると見やすくなります。

小さなオブジェなどは、コレクションとしてまとめて飾るのも視覚的な効果があります。

秘訣4でも解説した「余白」も意識しましょう!

 

りょうこ
りょうこ

余白は大事です。

飾ったものを目立たせてくれますし、掃除もしやすいです♪

パーソナルな要素を取り入れる

趣味の道具を飾ったり、旅行先で手に入れた記念品を飾ったりするのも、自分らしさを表現する良い方法です。

旅行で買った思い出の民芸品、ハンドメイド作品、子どもの作品。。。

お気に入りのものを厳選してみましょう

 

りょうこ
りょうこ

飾りたかったけどしまい込んでいるものはありませんか?

子どもの作品を飾るチャンスでもあります!

一時的な変化を楽しむ

季節の花を飾ったり、雰囲気に合わせてタペストリーを変えたりするのも、日々の暮らしに彩りを添えてくれます。

変える手間はかかりますが、それだけの効果が期待できます。

 

りょうこ
りょうこ

ディスプレイも考え始めるとキリがありません。

まずはお気に入りのひとつを余白を意識して飾ってみるといいですよ♪

 

心地よい空間を持続させるためのリバウンド防止策

一度作り上げた心地よい空間を、長く維持するためのポイントをご紹介します。

せっかく作り上げた空間です。

元に戻らないように、しっかりキープしていきましょう!

一つ入れたら一つ出す

新しいものを取り入れたら、同じカテゴリーのものを一つ手放すルールを作りましょう。

1in1outと言われます。

 

さらに効果的なのが「1out1in」

まず手放してから買うという方法です。

この方法は最強の味方だと思っています。

定期的なメンテナンス

週に一度でも、10分程度でも見直しの時間を作って、心地よさをキープできているかどうか意識して確認してみましょう。

もし違和感を感じたらぜひその原因を探ってみてください。

家族との意識の共有

家族それぞれが心地よさを感じられる空間作りを心がけ、片付けのルールを共有しましょう。

みんなが納得すればするほど、いい状態をキープできますし、非常に楽に維持することができます。

季節の切り替えを活用

衣替えなどの季節の変わり目を、空間の見直しのきっかけにするのもおすすめです。

他にもゴールデンウィークやシルバーウィーク、子どもの長期休暇などをきっかけにして見直ししていくのもいいですよ。

 

りょうこ
りょうこ

心地よい状態をキープするとともに、季節や生活スタイルの変化に合わせて、柔軟に変更していきたいですね!

 

まとめ:自分だけの「心地よい」を見つけて、もっと豊かな毎日を

「心地よい空間」の形は、人それぞれ。

この記事でご紹介した5つの秘訣を参考に、あなたの「好き」や「心地よい」と感じるものを大切にしながら、あなただけの理想的な空間を作ってみてください。

きっと、日々の暮らしがより豊かなものになるはずです。

 

朝スッキリと目覚めることができて、家事もスムーズ。

帰宅時にがっかりすることもなく、自分のいい状態を保てる。

最高ですね!

 

大切なのは、あせらないことです。

完璧を目指すのではなく、少しずつ自分らしい心地よさを見つけていくこと。

じっくりと向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

40代からの新しい暮らし作り、ぜひ一緒に楽しんでいきましょう。

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