「子どもたちが巣立って、夫婦二人の時間がやっとできた!でも、なんだかわが家は今も子育てモードのまま…?」

子どもが進学で巣立っていったんだけど、まだまだ子どもの荷物がいっぱいなんですよね。。。
子育て中は、どうしても子どものモノが中心になりがちです。
しかし、子どもが巣立って第二章を迎えた夫婦にとって、家は二人の快適な居場所にしたいですね。
いつまでも子どもの物に占領されているわけにはいきません(笑)
「40代から始める片付け|リバウンドなし&不用品売却ガイド」を運営している、りょうこです。
私も、息子が中学生になり、少しずつ自分の時間を持てるようになった今、ゆっくりと部屋の中の再構築に取り組んでいます。
今回は、同じように感じている40代のご夫婦に向けて。。。
子育て後の空間をリセットし、これからの二人のための快適な住まいを作るための具体的なステップとポイントを、私の試行錯誤の経験も交えながら丁寧に解説します。
なぜ今、「子育て後」の片付けが重要なのか? 40代夫婦にとっての大きなメリット
子育てが一段落した今こそ、住まいを見直す絶好のチャンスです。
それは単なる片付けではなく、私たち夫婦のこれからの生活をより豊かにするための投資なのです。
新しいライフスタイルへの適応
子どもの学用品や遊び道具がなくなったスペースは、夫婦二人の趣味の空間や、よりリラックスできる場所に生まれ変わります。
そう考えるとわくわくしませんか?
将来を見据えた住まいの最適化
年齢を重ねるにつれて、家事や仕事の体力的な負担は大きくなります。
今のうちに住まいを整理しておくことは、将来の快適な暮らしへの備えとなります。
先を見越した投資ですね。
夫婦関係のリフレッシュ
共同で片付け作業を行うことは、普段なかなか話せないことでも落ち着いて話し合える良い機会になります。
2人の住まいですから、お互いに心地よい空間を作り上げていきたいですね。
心理的な解放
子育て期の思い出の品と向き合い、取捨選択することで、子育て中心の意識から自分を解放することができます。
新たな気持ちで、新しい人生を生きることができます。

どうしても子ども中心の生活でしたが、上手に切り替えていく必要がありますね。
【実践版】40代夫婦で空間をリセットするための5つのステップ
さあ、私たち夫婦の第二章をより快適にするために、具体的な片付けのステップを見ていきましょう。
ステップどおりに進めていくと、快適な空間に近づきますよ!
ステップ1:夫婦で「理想の暮らし」を共有する意識的な対話
まず、これからの夫婦二人の理想の暮らしについて、じっくり話し合ってみましょう。
- どんな趣味を楽しみたいですか?
- どんな雰囲気の住まいで過ごしたいですか?
- お気に入りの家具やアイテムは何ですか?
とにかくお互いの希望を包み隠さずに話し合いましょう。
正直に伝えることで、心地よい空間が作りやすくなります。
ポイント
もし、住まいを完全に自由にデザインできるとしたら、どんな空間にしたいですか?
そこで、夫婦でどんな風に過ごしたいですか?
「こうあるべき」「こうするのが常識」という枠を取っ払って考えてみましょう。
とにかく自由に考えるのがポイントです!
ステップ2:「残された子どものモノ」の仕分けと夫婦の役割分担
子どもたちの学用品や衣類、思い出の品などを、夫婦で一緒に仕分けましょう。
誰がどの程度の思い入れがあるかを考えて、一緒に進めていきます。
もちろん、子ども自身にも聞いてみましょう。
本人が「残したい」というものを親が勝手に処分してはいけません!
ポイント
お子さんのモノの中で、「これはどうしても残しておきたい」というモノはありますか?
それは、どのように保管するのがベストでしょうか?
一方、お子さんも私達も今後は使わないものはありますか?
子どもが使うものは他の家庭でも重宝される可能性があります。
思いのほか、高値で売れるかもしれませんね。
ステップ3:「昔からのモノ」「使用頻度の低いモノ」の徹底見直し
結婚当初やお子さんが生まれた頃から置いているモノや、数年間使っていないモノはありませんか?
これらのモノが、住まいのスペースを占領している可能性があります。
夫婦で一緒に「本当に必要かどうか」を客観的に見直しましょう。
そのまま使い続けるのが心地よいのか、新しいものにしたほうが心地よいのか、しっかり考えてみましょう。
ポイント
最後に使ったのはいつですか?
もし今、それがなくても困りませんか?
手放すとしたら、どんな方法が考えられますか?
自分が心地よくなれるように考えてみましょう。
ステップ4:これからの暮らしに合わせた「機能的」な収納計画
夫婦二人の動線に合わせた家具の配置や、最小限の労力で出し入れできる収納方法を考えましょう。
普段使うものはもちろん、趣味のもの収納スペースについても計画しておくと便利です。
出しやすい、しまいやすい収納を心がけるといいですね。
ポイント
今の住まいで、「もっとこうだったら使いやすいのに」と感じる収納の問題点はありますか?
それを解決するために、どんな工夫ができそうですか?
楽ができる収納を目指していきましょう!
ステップ5:リセットした空間を維持するための「夫婦のルール作り」
せっかく綺麗になった住まいを、再びモノで溢れさせないためのルールを夫婦で一緒に作りましょう。
新しいモノを迎える際の約束や、定期的な見直しのタイミングなどを決めておくと、リバウンドを防ぐことができます。
2人の空間ですから、2人で納得できるルールを作りましょう。
ポイント
これから、モノを増やさないために、どんなルールを守っていけそうですか?
定期的に住まいを見直すとしたら、どのくらいの頻度が理想的でしょうか?
負担になりすぎないように、でも、自宅が荒れないように。
絶妙なラインを狙ってルール作りをしていきましょう。
実践していく中で、柔軟に変更していくといいですよ。
子育て後の片付けで夫婦関係もリフレッシュ? 共同作業のメリット
夫婦で一緒に片付けを行うことは、住まいが綺麗になるだけでなく、二人の関係にもポジティブな影響をもたらします。
コミュニケーションの活性化
普段はなかなかゆっくり話す時間がない夫婦でも、共同作業をすることで、自然に会話が生まれます。
子ども中心になっていた時間のお互いの考え方や趣味の変化を再確認できる、いいきっかけになります。
互いの価値観の理解
モノに対する考え方の違いを知ることで、お互いをより深く理解することができます。
「これってそんなに大事だったのね」と驚くケースも多いそうです。
共同目標達成感
大変な片付けを二人で乗り越えることで、大きな達成感を共有できます。
何かをやり遂げるのって、気持ちいいですよね!
思い出の共有
昔のモノを見ながら、懐かしい思い出話に花が咲くこともあります。
片付けあるあるですね。
片付けは進まないかもしれませんが、こういう時間ってとても貴重です!
役割分担による負担軽減
一人で抱え込まずに済むため、体力的にも精神的にも負担が軽減されます。
お互いの考え方・気持ちを理解することで、今後の生活にもいい影響があるのは間違いないです!
40代夫婦の「これから」を見据えた住まいの快適化と追加のアドバイス
これからの二人の暮らしをより快適にするための、住まいの快適化アドバイスです。
片付けと違って、今すぐに行動できることは少ないかもしれません。
ですが、ゆっくりと少しずつでも考えていけるといいですね。
将来の体力的な変化への備え
- 玄関や廊下に手すりを設置(突っ張り棒タイプも活用)
- 段差を解消する
- 移動しやすい動線の確保

同時に適度な運動や筋力トレーニングも行うと、さらに効果的ですね。
快適な照明計画
- 明るさ調整可能な照明器具の導入
- 足元灯やセンサーライトの設置
- 作業スペースの手元照明の充実

自宅内が暗くてケガをしてしまった、ということのないように、照明にも気を使っていきましょう。
掃除のしやすい工夫
- 床にモノを置きすぎない
- 凹凸の少ない家具を選ぶ
- メンテナンスしやすい素材選び

掃除のしやすさは整った自宅の維持にも役立ちます。
ケガ防止にもなるし、家事も楽になるし、一石二鳥です!
趣味のスペース作り
- 以前の子ども部屋を、夫婦それぞれの趣味の部屋に
- 共有できる趣味スペースの創出
- 収納も考慮した空間設計

趣味は人生を豊かにしてくれます。
夢中になれるスペースがあると、とっても幸せです!
くつろぎのリビング作り
- 夫婦二人がゆったりとくつろげるソファや椅子を選ぶ
- お気に入りのファブリックを取り入れる
- 季節感のある装飾で空間を楽しむ

自宅はやっぱりゆっくりできるのが一番大きなポイントではないでしょうか。
私はそのための努力は惜しみません!
まとめ:「これから」を楽しむための第一歩。40代夫婦のリフレッシュ片付け
子育て後の片付けは、住まいを物理的にきれいにするだけでなく、夫婦二人の新しいステージをより快適に、より豊かにするためのリセットです。
2人で空間を見直し、これからの二人のための居心地の良い住まいを作ってみませんか?
まずは、ご夫婦で「理想の暮らし」について少し話し合うことから始めてみましょう。
そこから、きっと素敵な未来が広がっていくはずです。
最後に実践してほしい3つのこと
- 今週末、10分でもいいので夫婦で理想の暮らしについて話してみる
- 家の中で「ここから始めたい!」と思う場所を1つ決める
- 小さな一歩から始めて、焦らず楽しみながら進めていく
片付けの道のりは、新しい夫婦の物語を紡いでいく素敵な時間です。
本来、面倒くさい作業ではないんですよ。
二人で協力しながら、楽しみながら、心地よい暮らしづくりを楽しんでいきましょう。