「お客様が泊まりに来る時のために」「急な来客に備えて」と、いつの間にか増えてしまう来客用の食器や寝具。
でも、ちょっと考えてみてください。
最後に使ったのは、いつですか?

めったにお客さんは来ないけど、来客用グッズはしっかり保管してるのよね。
「40代から始める片付け|リバウンドなし&不用品売却ガイド」を運営している、りょうこです。
私も40代になり、仕事や子育て、そして日々の家事に追われる中で、ふと「本当に必要なモノって何だろう?」と考えるようになりました。
特に、来客用のグッズって、ただスペースを占領しているだけの「眠り姫」になってしまいがちですよね。
SNSなんかを見てみると、来客用グッズの扱いに悩んでいる方は多いようです。
多くの家庭で使用頻度の割に大きなスペースを占領しているという状況になっているみたいです。
この記事では、40代からの新しい視点で、来客用のモノの必要性を見直し、スペースをスッキリさせるための考え方と具体的な方法をご紹介します。

来客用に取っている物たちを見直すだけで、生活が快適になる可能性は大いにありますよ!
なぜ来客用グッズは増えがちで捨てられないのか?その心の理由を探る
来客用のモノが気づけば増えていたり、どうしても手放せなかったりするのには、いくつかの心理的な理由が考えられます。
「もてなしたい」という優しい気持ち: 大切なお客さんに気持ちよく過ごしてほしい、という温かい気持ちがあるからこそ、ついつい色々なものをそろえてしまいますよね。
「もしもの時の備え」という安心感: 急な来客があったときに困らないように、来客専用アイテムを持っておきたいという安心感を求める心理が働きます。
「昔からの習慣」の影響: 親世代から「お客さん用のモノはきちんと用意しておくもの」という価値観を受け継いでいる場合もあります。
捨てることへの罪悪感: まだ使えるモノを捨てるのはもったいないと感じてしまう気持ちも、モノを増やしてしまう原因の一つです。
大切なのは、これらの気持ちを否定することではありません。
この気持ちを理解した上で、今の自分のライフスタイルに本当に合っているのかどうかを客観的に見つめ直すことが大事です。
【実践版】40代からの新基準!来客用グッズの断捨離で見直す3つの重要なポイント
新しい基準で来客用グッズを見直すために、特に意識したい3つの重要なポイントをご紹介します。
ポイント1:使用頻度と保管スペースの認識
本当に必要な来客用グッズを見極めるためには、「どれくらいの頻度で使っているか」と「どれくらいのスペースを保管に使っているか」を意識して、しっかり認識することが大切です。
ほとんど使わないけれど収納スペース、は十分ということなら特に見直す必要もありません。
ですが、ほとんど使わない上に自分たちの荷物が入らない!ということなら、しっかり見直さないといけませんからね。
具体的な手順
- 来客用の食器や寝具、タオルなどが、どれだけあるのかリストアップします。
- 過去1年間に、それらを何回使ったかを思い出してみてください。
- 来客用の物が、家の収納スペースのどれくらいの割合を占めているか確認してみましょう。
もし、年に数回しか使わないモノが、大きなスペースを占めて困っているなら、見直しのサインかもしれません。
りょうこの体験談
以前は、年に一度使うかどうかの来客用布団とタオルが押し入れの下の段をどーんと占領していました。
子どもができるまでは年に何度か友達が泊まりに来ていたんです。
そのときはしっかり使っていたんですが。。。
子どもができてからは友達が泊まりに来ることもほとんどなくなりました。
「本当に必要?」と自問自答し、思い切って手放すことで、スペースがものすごく広がりました。
スペースが広がったおかげで、これまで片付け切れなかった物を収納することができて、居住空間が広がりました♪

来客用の物を最後に使ったのはいつですか?
これを考えるとぞっとするかもしれませんね!
ポイント2:「もしも」の備えと代替案の現実的な検討
「もしものときのために」と保管している来客用グッズがあるかもしれません。
本当に「もしも」の状況が起こる可能性と、その際の代替案を現実的に検討してみましょう。
具体的な手順
- どんな「もしも」の状況を想定して来客用グッズを保管しているのか、具体的に思い浮かべてみましょう。書き出すとなお良いです。
- その「もしも」の状況が、過去数年で実際に起こった回数を思い出してみてください。
もし、頻繁には起こらない状況のために、常にスペースを圧迫しているなら、取捨選択を考えてみましょう。
「急に友達が泊まりに来るかも」。。。ってことはあり得ますかね?
りょうこの体験談
上でも書いたように「もしかしたら使うかも」と来客用布団セットを保管していました。
ですが、子どもが生まれてからは使うことがなかったです。
そして気づいたことが。
近くの布団屋さんに「布団レンタルサービス」があることが分かりました!
もしお客さんが来るとなっても、突然来ることはないですし、事前にレンタルしておけばOKという結論にいたりました。
食器なんかも、家にある食器を総動員すれば、問題ない!ということも分かりました。

「もしも」のことは起きるでしょうか。
起きてもなんとか対応できそうじゃないですか?
ポイント3:「昔からの習慣」からの解放と新しい基準の設定
親世代からの価値観や古くからの習慣で「来客用のモノは用意しておくべき」と思い込んでいる場合もあります。
両親や祖父母が大きな家に住んでいたなら、必ず来客用道具をしっかり保管していたでしょう。
ですが、時代も環境も、そのときとはまったく違います。
今の自分に合わせて、本当に必要なモノの新しい基準を設定してみましょう。
具体的な手順
- 「来客用にはこうあるべき」という固い思い込みはないか、自分自身に問いかけてみましょう。
- 現在の自分の家の広さ、来客の頻度、もてなし方などを考慮して、本当に必要なモノの分類や量を明確にしてみましょう。
今の自分が快適に過ごせるような基準を作っていきましょう。
大事なのは「今の生活」なんです!
りょうこの体験談
親から譲り受けた来客用の立派な食器セットがありました。
もちろん、普段の生活で使うことはなく、しっかり保管されていました。
使われない食器はかわいそうです。
なので、普段使っているあまり気に入っていない食器を手放して、この来客用の食器を普段づかいすることにしました!
食器棚はすっきりするし、上質な食器が普段から使えるし。
良いことづくめになりました!

古くからの習慣にとらわれていませんか?
今の生活が快適になるように考えていきましょう!
来客用グッズの断捨離をスムーズに進めるための3つのステップ
来客用グッズの断捨離をスムーズに進めるための3つのステップをご紹介します。
ステップ1:カテゴリー分けと必要性の仕分け
まずは、来客用のモノを食器、寝具、タオル、スリッパなどのカテゴリーに分けます。
それぞれの「過去1年間の使用頻度」と「今すぐに必要かどうか」をひとつずつ確認していきましょう。
ステップ2:手放せるものはすぐに手放す
手放す判断ができたものは、どんどん手放していきましょう。
フリマアプリやリサイクルショップ、またはゴミとして手放していきます。
ステップ3:「保留ボックス」の活用と代替案の検討
すぐに手放すかどうか判断できないモノは「保留ボックス」に入れ、一定期間後に再び見直します。
無理に判断をするとストレスがたまりますし、時間もかかります。
時間を置くのがおすすめです。
ステップ4:代替案の検討
インターネットのレンタルサービスや親しい人から借りるという代替案も検討してみましょう。
私のように近くの布団屋さんに、レンタルサービスがあるかもしれませんよ。
ステップ4:手放す最終的な判断とスペースの再構築
保留期間を経ても使わなかったモノ、代替案で十分だと判断できたモノは、感謝の気持ちを持って手放しましょう。
空いたスペースは、本当に必要なモノのために効果的に活用しましょう。
40代からの「本当に必要なモノ」を見極める新しい視点
来客用のものを別に用意するのではなく。。。
普段から品質の良いモノを選び、それをお客さんにも気持ちよく使ってもらうというスタイルも素敵です。
あえて使用頻度の低い来客用の物を持たなくても、普段から高品質でお気に入りのものを使うという考え方。
良いと思いませんか?
これが豊かな生活だと思うんです。
まとめ:スペースも気持ちもスッキリ!40代からの賢い選択
来客用のモノの断捨離は、単にスペースを空けるだけでなく、「本当に大切なモノは何なのか」という自分の価値観を見つめ直す良い機会になります。
古い習慣や「もったいない」という気持ちにとらわれすぎず、合理的な視点で本当に必要なモノだけを残す選択をしてみてください。
まずは、食器棚の奥に眠っている来客用のグラスひとつから見直してみませんか?
その一歩が、スペースだけでなく、あなたの気持ちもスッキリと軽くしてくれるはずです。
今の生活を大切にできる考え方。
一緒に実践して普段の生活を豊かなものにしていきませんか?